明けましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

気がつけば12月もあっという間に過ぎ、2019年となりました。
2018年は当社にとりましても大きな変化があった年となりました。特に、7月に東京に営業所を構えたことは、創業10年目を迎えた当社にとって新しい一歩となりました。
2019年はさらに成長を加速させ、物流業界に少しでも貢献できるよう一歩ずつ着実に前進して参りたいと思います。

当社にとっても激動の2018年でしたが、世界に目を向けましても激動の一年だったのではないでしょうか。
当社の事業の一つである海上コンテナ輸送事業は日本と諸外国との間の貿易と密接に関わっているため、海外事情や貿易事情というものが日頃から気になってしまうこともありますが、中国とアメリカの貿易摩擦や、そもそもの世界のブロック経済化、そしてそれらの世界的な潮流に抗(あらが)うかのような年末のTPP(環太平洋パートナーシップ協定)発効と、特に下半期は非常に気になるニュースで溢れかえっていました。

TPPはそれ自体でコラムを何本も書くことができる内容を含んでおり、別途取り上げる機会を持ちたいと思いますが、これだけ変化の激しい業界もなかなか無いのではないでしょうか。その分ビジネスチャンスが溢れているとも言えそうです。

特に中国とアメリカの関係が冷え込みつつある今こそ、日本にとっては大きなチャンス到来と言えるでしょう。先日もニュースで一例が取り上げられていましたが、今まで中国向けに輸出されていたアメリカ産ワインなどが行き場をなくし、その代わりとして日本の飲食店などが安価な価格帯でアメリカ産ワインを入手できるようになりつつあるという事例が紹介されていました。また、つい1週間ほど前には、iPhoneで有名なAppleの直近の業績が中国で大幅に落ちた影響でAppleの株価が暴落するなど、随所に影響が現れつつあります。

おそらくこの流れは今年も当分の間続くと思われますが、そんな環境下でこそ、日本の存在力、プレゼンスを強かに高めていくことが重要ではないでしょうか。当社も日本と海外を結ぶ架け橋として、日本経済に少しでも貢献できるよう2019年も引き続き物流環境の発展、改善に尽力して参りたいと思います。