物流業界の貨物流動性

先日の記事では、物流業界の市場規模について触れましたが、本記事では、流動性という観点で物流業界を俯瞰してみたいと思います。

突然ですが、1年間でどれくらいの重さの貨物が輸送されている(流動している)か、皆さんはご存知でしょうか。国土交通省は5年ごとに「全国貨物純流動調査」という調査を実施しており、定期的に調査結果がまとめられていますが、最新のデータによれば、その重量はおよそ25億トンに及ぶようです。

想像できないほどの重さですが、東京スカイツリーが1本あたり(本数で数えるのは違和感がありますが・・・)4万トンの重量ということなので、実に6万本に相当します。一日あたり200本ほどの東京スカイツリーが日本全国で輸送されている、と考えていただけると少しは想像していただけるのではないでしょうか。また全く関係のない話で恐縮ですが、この25億トンは地球が毎年海水を吸収している量と同程度らしく、ある科学者の話によるとこのまま吸収され続けると6億年後に地球から海水が無くなってしまうとのことでした。少し話がそれてしまいましたが、”流動性”という観点からも物流業界の規模の大きさをイメージして頂けたのではないでしょうか。

実際のところ、当社は海上コンテナ・国内貨物を輸送するサービスを提供しておりますが、その対象となる範囲は関東地方(東京都、千葉県、茨城県、群馬県、栃木県、埼玉県、神奈川県)の1都6県のみならず、東北地方(例えば宮城県や福島県)や甲信越地方(長野県や山梨県)など日本全国に広がっています。コンテナ・国内貨物の引き取り先、お届け先はまさに日本中に散らばっており、日本全国のお客様宛に運び、お届けするべく、日々業務を執り行っております。

また、お知らせページにても告知させて頂きましたとおり、今年2018年を第二の創業年と捉え、7月からは新たに東京営業所を開設予定でございます。海上コンテナ輸送、国内貨物輸送といえば”EVERライン(エバーライン)”というように日本全国からご指名いただけるその日まで、成長を止めることなく、努力して参ります。今まで以上により多くのお客様に、より質の高いサービスをお届けするべく、社員一丸となって精進して参りますので、コンテナや貨物の輸送手配でお困りのお客様がいらっしゃいましたら、お気軽にお電話・お問い合わせいただけますと幸いです。